若い方にはピンと来ない例かもしれませんが、ガマンしてください。
「電子レンジ」がデビューした頃。それはまるで「魔法の箱」かのように言われていました。ＣＭを見て、ボタンさえ押せば料理が出てくるような錯覚を覚えた方もいらっしゃるかもしれませんね。今はそう思われる方はいないでしょう。 電子レンジは料理を作るための「道具」であり、「手段の一つ」です。材料を用意するのも、味付けするのもやってはくれません。何を作るかのヒントをくれることはありますが（付属のレシピブックなどですね）今夜のおかずを教えてはくれないのです。
パソコンも同じです。まるで「魔法の箱」のように感じるかもしれませんが、何をするのかを決めること、そのための材料や味付けを決めること。それはパソコンの仕事ではなく、あなたの仕事です。