パソコンを購入する

これを読んでいる人は既にパソコンをお持ちの方がほとんどだとは思いますが、「パソコンを買いたいのだけれどどれが良いの?」という質問を受けることも多いので、一応アドバイスです。

 

Windows or Mac ?

まず最初に決める必要があります。
どちらもパソコンですが、OS(基本ソフト)が全く違いますので、操作方法も全く違うことになります。
Macは画像を扱うのが大変得意なOSですので、デザイナーさんなどに支持されていますが、最近はWindowsマシンの使用率の方が圧倒的に多いのが現状です。
お近くにMacをお使いの方がいらっしゃって教えてもらえるというのでなければ、Windowsを選択されることをお勧めします。
 

デスクトップ型 or ノート型

値段がかなり違いますので予算にもよるのですが。

[デスクトップ型の良い所]
 ・画面が大きい
 ・後々、色々なことをやりたくなった時に拡張性が高い
 ・安い

[ノート型の良い所]
 ・場所を取らない
 ・持ち運びが出来る

自宅に置く場所があって、教えに来てくれる人がいて、視力が良くない方にはデスクトップをお勧めします。それ以外の方はノートの方が良いでしょう。何か困ったことが起きた時に持っていって見てもらうことができるようにしておいたほうが良いと思います。
※ノート型を購入した方も、できれば作業スペースを用意して常にそこに置いておくことをお勧めします。やろうと思ったときにすぐに使えるようにしておかないと、どんどん遠のいてしまう恐れがあるからです。
 

パソコンでやりたいことは?

パソコンを購入する際に、何をしたいかを明確にしておいた方が良いと思います。それに適したパソコンというのがあるからです。
また、パソコンによっては最初から色々なソフトウェアが付属しているものがあります。必要なソフトウェアが付属しているパソコンを購入すれば余分な出費を減らすこともできます。 
例えば…
  1.メール
  2.インターネット
  3.ワープロ
  4.年賀状作成
  5.デジタルカメラから写真を取り込む
  6.ビデオ編集・TV画像を取り込む
  7.家計簿をつける
  8.ゲームを3D画面でガンガンやりたい
などなど。
 

ソフトウェアの選択について

同じような機能を持ったソフトウェアというのは多数存在します。
どれを選択するかは個人の好みですが、初心者の場合は「周りに使っている人が多い」のを重要視したほうが良いと思います。困った時に相談できる人がいるか、マニュアル本が多く出版されているかなどを選択の基準としましょう。

Word or 一太郎?
一番多く聞かれるのが、この「ワープロソフト」の選択をどうしたら良いか?ということです。
最近、一太郎が付属したパソコンは減ってきています。市場占有率から言うと圧倒的にWordが多い。使える人もマニュアル本の数もWordが多いのです。
…結局Wordを選択する人が多くなるわけですね。
ただ、個人的な意見としてあげておきますと、「Wordはアメリカ人。一太郎は日本人。」なので、痒いところに手が届くのは一太郎の方だと思います。
(Wordでどうも思い通りに書類が作れないという人に「あれはアメリカ人の感覚で作ったソフトだから日本人の細かさには対応しきれていないのだ」と説明すると納得されることが多いのです。)
 

予算を決める

パソコンを購入する際には、他に必要なもの(プリンタ・デジタルカメラ等)も一緒に購入しましょう。後から購入することも可能ですが、相性があったり、ケーブル等別に必要なものがあったりしますので、全部まとめて使えるように店員さんにお願いして揃えてもらうのが良いと思います。それらも含めた予算を立てます。

どうせ買うなら高いものの方が良いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
現実は半年後には新しいモデルが出ますし、3年経ったらとっても古いパソコン、5年経てばただの箱になってしまいます。
最初はそんなに良いものは必要ないと思います。
 

お店に行こう

上記のことを決めたら いざ!買いに行きましょう。決めたことはメモして持っていきましょう。
できれば平日日中のお客が少ない時間に行きます。休日などは混雑して店員さんがつかまらないこともありますし、丁寧な説明はあまり望めません。
店員さんには遠慮なく「初めてで何を買ったら良いのかわからないのだが、こういうことがしたい。」とメモを見せて相談しましょう。中には何を言っているのかわからない説明をする人もいますが、それも遠慮なく「それはどういう意味ですか?」と聞いてください。ちゃんと答えられないような店員のいるお店で買うことはありません。

サポートについて聞く
これも店員さんに聞いてください。購入しようとしているパソコンメーカーのサポート体制がどうなっているか(電話が掛かりにくいなど)の情報を持っていることが多いようです。
また、そのお店独自のサポート契約が付いている場合もありますので確認してください。

展示品処分
安いお値段で出ていますし、店員さんも押してくるかもしれませんが、あまりお勧めできません。試乗車処分と同じだと思ってください。いくらきれいにしてくれても、誰がどんな乗り方をしたかわからない車は…あまりほしくありませんよね?